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Eglise Saint Germain des Pres → Jardin du Luxembourg |
![]() サンジェルマン・デ・プレ。 よく「スノッブ」という言葉で表現されるこのカルティエは、気品高く、それでいて暮らしやすい。 幾度ものにわか雨に、空のご機嫌を伺いながら散歩はスタート。 散歩距離:約2.5km 散歩時間:約1時間45分 かつてサルトルやボーヴォワールといった思想家・芸術家たちが主役となり、気取りながらも活気に満ちていたこのカルティエの中心、サンジェルマン・デ・プレ教会から歩き出す。 ロマネスク様式とゴシック様式の混合するパリ最古の教会の前では、現代アートの牛が通りを行く人々を見つめている。 http://www.vach-art.fr/ 東京でもやっていたようだが、今パリには100体の牛が放たれている。 ![]() サンジェルマン・デ・プレ広場をぐるっと回り、カフェ・ドゥ・マゴの前を通り抜ける。 ![]() サルトル・ボーヴォワール・ピカソ・ブルトン・ヘミングウェイ・カミュ、錚々たる面々が愛したこのカフェも、今となっては観光客のたまり場のように感じる。 ![]() 横断歩道を渡り、大通りに沿って裏道へ向かう。 街の中心、裏道と呼べる物は数少ないが、細い道からさらに細い路地へと入ると、人通りの少ない都会のエアポケットに。 ![]() 分かれ道の角にはディスコテック。分かれ道の先には1帖ほどのベーグル屋とレストラン。 飲食店には通りの客を呼び込むタイプの店と、知る人ぞ知るタイプの店がある。言わずとも知れよう。 再び喧騒の中へ戻り、ショッピングエリアを通り抜ける。シェルシュ・ミディ通りを抜け、レストラン「エレーネ・ダローズ」の番犬に挨拶をし、踵を返すように東へ向かう。 突然の雨。 ![]() 晴れ時々雨時々晴れ時々雨。 変わりやすいパリの天候には慣れているが、土砂降りではどうすることもできない。雨宿りのついでに、サン・シュルピス教会にお邪魔する。 ![]() いつ見ても肩を怪我して包帯を巻いているかのように、鐘楼が工事中のこの教会では、フランス最大のオルガンの調べが響いていた。 教会裏のサン・シュルピス通りを行く。 あ、日本。 ![]() 日本ではシンプル・安いの無印良品も、パリではお洒落・高いジャパニーズ・ブランド。 リネン・ファニチャーのショップの多いサン・シュルピス界隈から1つ角を曲がればそこはもうリュクサンブール公園。 都会の真中の憩いの場。日比谷公園とは一味も二味も違う。 ![]() と、こんな写真を始めに持ってくると公園の雰囲気を勘違いされてしまいそうだが、正しくはこちら、 ![]() 何といっても色とりどりに咲き乱れる花々と、持ち運び自由な緑色ベンチ。テイクアウトの食事を持って、小説片手に日光浴。旅行でパリに来る人も是非味わっていただきたい、至福の時である。 ![]() 時折のにわか雨も、散歩に一味加えるアクセント。 新緑からの木漏れ日と水溜りが光を遊ばせ、輝きを生む。そんな公園の散歩道。 ↓この散歩道を気に入っていただけたら、応援のクリックをお願いします。 ![]() |
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2006.11.30 13:59 | URL | | 編集
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